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COBOLコンソーシアムセミナー in XDev
社会基盤を支えるCOBOLの力

日時 2008年9月5日(金)10:00−12:15
会場 目黒雅叙園(東京都目黒区下目黒1−8−1)
主催 日経BPセミナー事業センター
協賛 COBOLコンソーシアム


会場風景

COBOLコンソーシアムは、「持続可能なシステム開発」をキーワードとするXDev2008(X-over Development Comference 2008 日経BP社主催)に協力し、「社会基盤を支え続けるCOBOLの力」をテーマとしてセミナーを開催しました。セミナーのなかでは、基調講演とCOBOLの活用事例をご紹介しました。

セミナーは、COBOLコンソーシアム会長 高木渉から「COBOLは現在も主要な開発言語」との挨拶に続いて、「基幹系インフラを支え続けるCOBOL〜東京海上日動の抜本改革〜」というテーマで、東京海上日動システムズ取締役 稲葉 茂氏から、基調講演を頂きました。そのなかで稲葉氏は「長年のエンタープライズシステム開発の経験から、基幹システムの開発保守にはCOBOLが最適であり、今でもCOBOLを活用している開発現場の実状を知ってほしい、今後ともCOBOLの発展に期待している」とのお話を頂きました。続く、事例紹介のセションでは、「メインフレーム・マイグレーションによるCOBOL資産活用事例」と題し、キヤノンアネルバ 情報システム本部情報システム部第二情報システムグループ マネージャー 佐藤 義昭氏、「COBOL資産を活用した富士通の間接材購買システム統合事例」と題し、富士通CIT ITシステムグループ プロジェクト部長 亀田 斉司氏、「財務会計システムの再構築事例」と題し、日立製作所 情報・通信グループ 公共システム事業部 田谷 基教氏から、それぞれご講演いただきました。

セミナー詳細については,本ホームページにて紹介させて頂きます。ご参加いただけなかった皆様には本サイトで当日の様子をご覧ください。

残暑厳しいなかでのセミナー開催でしたが、当日は100名を越える方々にご参加いただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。また、今回のXDev協力を通して、いままでCOBOLをあまり知る機会のなかった方々にも関心を持っていただく事ができました。COBOLコンソーシアムは、今後も皆様に有益な情報を公開して行く所存です、引き続きご支援の程お願い申し上げます。

プログラム

稲葉 茂 氏 ●基調講演
基幹系インフラを支え続けるCOBOL
東京海上日動システムズ株式会社
取締役
稲葉 茂 氏
詳細はこちら(ITpro『[XDev]「COBOLは現役バリバリ」,東京海上日動がシステム全面再構築でCOBOLを選んだワケ』より)

発表資料(PDF:265キロバイト)


佐藤 義昭 氏 ●事例講演
メインフレーム・マイグレーションによる
COBOL資産活用事例

キヤノンアネルバ
情報システム本部情報システム部
第二情報システムグループ マネージャ
佐藤 義昭 氏

COBOL資産を活用した、メインフレームからUNIXマシンへのオープン化事例が紹介されました。マイグレーションを実施する場合に、押さえておくべき留意事項や、実作業を通じて苦労した点等を中心にお話いただきました。

発表資料(PDF:859キロバイト)


亀田 斉司 氏 ●事例講演
COBOL資産を活用した
富士通の間接材購買システム統合事例

富士通CIT
ITシステムグループ プロジェクト部長
亀田 斉司 氏

富士通グループ内に散在する購買システムをオープン環境に統合し、富士通グループ100社/約10万人が日々利用する大規模システム再構築した富士通の取り組みが紹介されました。

発表資料(PDF:587キロバイト)


田谷 基教 氏 ●事例講演
財務会計システムの再構築事例
日立製作所
情報・通信グループ 公共システム事業部
田谷 基教 氏

汎用機で稼動している財務会計システムをサーバへ再構築した事例から再構築する際の留意点及び懸案事項について整理し紹介されました。また、COBOL資産,画面・帳票及び操作性の観点から再構築時の注意事項についても整理し紹介されました。

発表資料(PDF:1,162キロバイト)


アンケート結果

また、次のグラフに示しますよう、ご参加いただいた皆様へのアンケート集計結果からも、COBOL、そしてCOBOLセミナーへの期待が高いものと確信させていただきました。次のセミナーについても、既に企画がスタートいたしました。内容と開催日が決定しだい皆様にお届けしたいと思います。


Q.今回のセミナー全体に関して、以下のものから当てはまるものを一つだけ選び○で囲んでください。


Q.今回COBOLコンソーシアムとして、XDevを通して、普段はCOBOLに触れる機会の少ない皆さんにも、広くCOBOLを知っていただければと協賛しました。このような協賛セミナーの開催について、いかがでしたか?


Q.今回のセミナーに関してのご意見・ご感想をお聞かせください。